旅館の食事
旅館では一泊二食付きが基本です。つまり、夕食と翌日の朝食は旅館で頂きます。旅館の夕食、朝食と聞いて、どんな料理を思い浮かべますか?そこで今回は、旅館の定番の夕食と朝食を紹介したいと思います。
旅館の夕食
立地に左右される面もありますが、旅館では通常、お刺身、陶板焼き、天ぷら、汁物、焼き魚がテーブルに並びます。
内陸部の旅館では、お刺身はメインではありませんが、海沿いの旅館では当然新鮮な魚介類が手に入りやすいため、豪勢なお造りが登場します。中には尾頭付きの刺し身が振る舞われる旅館もあります。
陶板焼きは、地域によっては牛肉が出されることもありますが、豚肉を使う旅館が多いようです。蓋のついた一人用の鍋の下に仲居さんがチャッカマンで火をつける作業は、旅館の夕食でよく見られる光景です。
天ぷらの内容も旅館の場所によって大きく異なります。沿岸部では魚介類がメインになり、山間部では山菜や野菜が主役になります。焼き魚は、内陸部の旅館では一匹まるまる鮎やイワナが振る舞われ、海に近い旅館ではカニ料理やエビ料理が振る舞われることもあります。
旅館の朝食
朝食の定番と言えば、白米、焼き魚、海苔、漬物、納豆、生卵(または卵焼き)、味噌汁ですよね。普段は朝食にパンを食べている方にとっては、旅館の朝食は新鮮に映るのではないでしょうか?シンプルではありますが、栄養も取れるので、しっかりと食べておきたいところです。